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じんめいの時々の備忘録 


by じんめい
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たぶんイレウス その3

年の暮れ
週末
クリニックはすべて閉院後、
何とか救急車でERに搬送されたわたし。

しかし、ここに最後の壁があった。
戦場には子供たちしかいなかった、、、

若い医師は経験も知識も直感もない。
特に目の前のおままごとの二人は
教科書を思い出すだけで精一杯なのが5秒でわかった。

5回嘔吐したとか
腸閉塞じゃないかとわたしが自ら言ってみても

二人ホヤホヤと額を突き合わせるだけ。

挙句にわたしの持病
強直性脊椎炎を聞くと
「何だそれ」
「指定難病?」
と大いに関心を示す。
「その指定難病の痛みじゃないんですか。
お薬は家にある?だったら家に帰ってその薬を飲んでもらうしか」
などとしれっと言う。

馬鹿野郎
オマエラ強直性ノイタミナンテ
ナニモシラナイダロ

「強直性脊椎炎の痛みとは違います」
ときっぱり主張。

すると

「月曜日の早い時間に消化器科のわくとりますからまた来てください」ですと。

ナンダコイツラ
モンスターカ?
月曜日で間に合う痛みなら救急車呼ぶものか。

絶望と痛みを感じながら
病院に到着した妹と一緒にいったん帰宅。
しかし夜の9時
再び
わたしは同病院の夜間外来を訪ね、
昼間より少しマシなお兄ちゃんに
イレウスか腸閉塞のどちらかだろうと診断される。

彼が
「夕方の医師たちが間違っていたわけじゃないんですけど、ないんですけど」
と繰り返し言うのがウザい。

ところで
わたしが造影剤がダメな体質なので
CTが撮れず、イレウスか腸閉塞かという
診断は5日経っても
降っていない。

手術が必要かどうか
夜間救急の
外科医にも診てもらったけれど、

流石に外科は堂々とした中堅の先生だった。

そりゃねー。












by sennnennkobako | 2020-12-31 14:54 | Comments(0)