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じんめいの時々の備忘録 


by じんめい
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パルスオキシメーター


今まで、家にAmazonの中国企業から買ったへんなオキシメーターしか
なかったので、ちゃんと日本語の説明書の入ったのも買いました。

両方とも、計測値が同じなので(98くらい)、
変なAmazonの方のも、とりあえず使えるんじゃないかしら。

前に気胸になったときは90だったけれど、あれは苦しかった。
横になって静かにしていれば耐えられるけれど、
起き上がって動くとなると、大変だったなあ。

それから、父が亡くなる時のことも思い出した。
一晩中、オキシメーターを外したがるので、たいへんだった。

確かに、今、手元にあるふたつとも、あの時のものよりも緩い気がする。
あれがきついとわかっていたら、スタッフさんに頼んで
もっとゆるいものに変えてもらったのに。

あの時は、ああいうものだと思っていた。
特に、父は骨が太いから、痛かっただろう。

夜中、父が外してしまうのを諫めては、指をなでて、
また、オキシメーターをはめた。
すると、また外してしまうので、また、指をなでて、つける。
86くらいの数値だった…。
今にして思えば、
痛い思いをさせるくらいなら、つけなくてもよかったのかも。

でも、酸素の目盛りの調節のために、いつも測定しなければならなかったから…。

思い出すと、つらいな。








# by sennnennkobako | 2021-05-13 23:05 | ささやかな日常 | Comments(0)

インターロイキン17

トシリズマブ、すなわちアクテムラはインターロイキン6を阻害する薬である。
これはコロナの重症化(急性呼吸器不全)に効果がある。

こういう記事はあちこちで読んだ。

それでは、インターロイキン17を阻害する薬はどうだろう。
(わたしが毎月打っている注射、コセンティクス(セクティブマブ)は、
インターロイキン17を阻害するために使っている、たぶん。)

これが、コロナに感染した時に、悪く働くのか、、それとも、よいことになるのか。


ネットを探しているうちに、見つけたのが
第29回ヨーロッパアカデミーの皮膚病と性病学会の記事。
皮膚病とあるから、これは乾癬の方の人のお医者さんたちだと思う。

そこに、コロナに関して、
「セクキヌマブの使用者は、通常の人の半分の感染率」だと書いてあった。

でも、重症化が半分ならわかるけど、感染が半分ってどういうことだろう。
感染そのものは、免疫が弱いと増えそうなものなのに。


コロナは免疫が過剰になることによってサイトカインストームが起こるから、
免疫を抑制することは恩恵になるというのは、わかる。
(思えば、強直性脊椎炎も
ある種のサイトカインストームみたいなものなのよね…。
だから、コセンティクスで免疫を下げてるのかな)

結局、コロナになる前は、免疫が高いほうがいいけれど、
なっちゃったら、免疫が低い方がいいってこと?
そんな杓子定規なことではなくて、もっと有機的な反応なんだろうな。








# by sennnennkobako | 2021-05-13 15:02 | ささやかな日常 | Comments(0)

ころんだころんだ詐欺

本日、面会した母は少し顔色が悪かった。
別に熱はなさそうだし、本人は気分がよさそうだったけれど。

そのことを、電話で叔母に伝えたら、
「そういえば、あなたのお母さんは昨日、わたしと電話で話した時に、
コロナの注射を打ったばかりだと言っていたよ」
という話。

あれ?ワクチンの注射、昨日だったっけ?
と思いながらも、今度はそのことを妹にラインすると
「お母さんの注射は来月のはじめ」
と返って来た。

そして、やはり叔母が先日、母から聞いたと言って
妹にこう電話してきたことがあったという。
「あなたのお母さんが転んで、医者が呼ばれたってね」


妹はびっくりして、すぐさまホームへ電話。
しかし、そんな事実はないことがわかった。

思えば、同じような母の嘘は
彼女が認知症になる前からあった。

いちばん多いのが、
「きのうまで熱が40度出たけれど、よくなりました。」
というパターン。

あまりに頻繁に熱を出すものだから、心配すると、
「医者に行っているから大丈夫」だと言う。

でも、母のかかりつけ医がヤブではないかと疑ったわたしは、
彼女に別の病院に行くことや、別の科で検査をうけることを促した。
それ以外にも、
大学病院に電話をしたり、母の症状の病気をネットで調べたり、
今思えば、使った時間は膨大なものだった。

わたし自身が珍しい病気なものだから、
てっきり、母も何かの難病かもしれないと思ったのだ。

それが嘘らしいと気づいたのは、去年のことである。

わたしは何年騙されていたことだろう。
母のような人を
「かわいい」という人もいるらしいが(ほんと驚愕だよ)、
わたしはそうは思わない。

彼女の狡さに、呆気にとられるばかりだ。





# by sennnennkobako | 2021-05-11 00:29 | ささやかな日常 | Comments(0)
近所のレストランで売っているカラスミのフライドポテトが好きで、
持ち帰りを買ってみたのだが、

皮ごと揚げているジャガイモだった。

心配だったけど、食欲にまかせて食べたら、
もう、今日はてきめんにお腹の動きが悪い。


まだ、不溶性の皮とか食べちゃだめなのね。

でも、さっきは牛肉と里芋の煮っころがしをつくってしまった。

里芋はいいけど、牛肉は赤身じゃないので、たぶんまずい。

何で食べれないものを作ってしまったんだろう。


# by sennnennkobako | 2021-05-10 02:02 | ささやかな日常 | Comments(0)

宅急便を送る。

本来、母のホームへ行く予定の日だったが、
コロナのせいで制限が厳しくなったので、代わりに母に宅急便を送った。

中身はお菓子と、母の日のカード。

最近の母の日のカードは豪勢で、カーネーションが立体的なかごに
入ったような形で飾れるものがある。

生花のカーネーションも考えたけれど、止めた。
というのは、
この前、母の誕生日の時に、妹がアレンジメントを送り、
翌日、わたしは面会に行った。
「きのう、妹から花が来たでしょ?」
と聞いたところ、母は気のないようすで
「ああ、もらったねえ。でも、もう枯れた」
と答えた。

そんなやりとりを覚えていたから、生のお花じゃなくてもいいかなって…。
(花が枯れていたはずはない。でも、うちの母は昔からそういう人。)


それはそうと、最近は一年前のことを毎日のように思い出す。
去年はもっとコロナの統制が厳しくて、
認知症の両親への対応にわたしと妹は四苦八苦していた。
三月にあと半年と言われた父は、緩和病棟から退院した頃あいだった。

コロナと時期が重ならなかったら…。
母と父のせめて片方でも認知症でなかったら…。

当時より今の方が、そういうことを考える。
あの頃は毎日がたいへんで、そんな仮想を思う余裕はなかった。


# by sennnennkobako | 2021-05-06 23:14 | ささやかな日常 | Comments(0)