サンクトペテルブルクの清新

昨日発ったウィーンは、
空気の成分が煙草と香水と馬糞からできていた。
食べ物なんかは野暮ったくて頑迷なスタイル一辺倒。
でも、絵と音楽に目を向ければ、それを補って余りある
西欧文化の洗練と伝統が集中している街でした。

そして、やって来たサンクトペテルブルク。

空港から市内へ向かうタクシーから見えた、
うらぶれた巨大な古壁のような建物群に、
正直なところ、この先の旅程の不自由さを予感したものですが、
いい意味でまったく逆の印象をもつようになりました。

ウィーンより、食べ物も美味しいし、
街も硬直的な感じではなくて、
新しい風を受け入れる進取の気性を感じます。

エルミタージュ美術館も、
規模や精緻さ、趣味、技巧などなど、
すべての面において、
ウィーンの王宮やシェーンブルン宮殿に
勝っている感じです。

旅の順番、逆にしなくてよかった。

それにしても、
ロシアは何でもゆるがせにしないね!


よくまあ、100年前、こんな国と戦争なんかしたものです。
往時の国民の結束力の有無の問題だったのかな?

いやもう、ロシアすげー!
働く若い人たちは必死に働いているし、
停滞感がない!

ウィーンにしても、
日本みたいにどこに行きつきたいのか
わかんない感じじゃなくて、
永遠に続く美しい夕暮れの中で、
神々の黄昏をやっているだけなんだろうなあ。












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by sennnennkobako | 2017-09-15 02:19 | ささやかな日常 | Comments(0)


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